【徹底比較】ビズリーチと他転職サイトの違いとは?高収入転職を実現するためのビズリーチ完全ガイド

【徹底比較】ビズリーチと他転職サイトの違いとは?高収入転職を実現するためのビズリーチ完全ガイド

現代の転職市場では、多様なキャリアを求めるプロフェッショナルたちに合わせた転職サイトが数多く存在します。特に、高収入や管理職、専門職を目指す人々にとって、最適な転職サイトの選択は成功への第一歩となります。この記事では、高収入転職の決定版とも言えるビズリーチと他の転職サイトとの違いを徹底比較し、ビズリーチを最大限に活用するための戦略をご紹介します。

Table of Contents

ビズリーチってそもそも何?ビズリーチの基本情報

「ビズリーチ!」でお馴染みのビズリーチですが、そもそもちゃんとした会社なのか、どういったサービスを目的とした転職サービスなのかを解説します。

ビズリーチは、高収入・管理職・専門職向けの転職サービスを提供する、日本のキャリアプラットフォームです。以下に、ビズリーチに関する基本情報をまとめます。

ビズリーチ会社概要

  • 設立: 2009年
  • 運営会社: 株式会社ビズリーチ
  • 本社所在地: 東京都

ビズリーチのサービス特徴

  • ターゲット: 年収800万円以上の高収入層、管理職、専門職などのハイクラス層が主なターゲットとしています。
  • 求人の質: 国内外の大手企業からスタートアップまで、厳選された高品質な求人を多数取り揃えています。
  • 非公開求人: 非公開求人が多数あり、一般には公開されていない独占的な求人情報にアクセスできるのが大きな特徴です。
  • プラットフォーム: オンラインプラットフォームを通じて、スカウトサービスやダイレクトリクルーティングの機能を提供しています。

利用方法

  • 会員登録: ウェブサイトから会員登録を行い、プロフィール情報を充実させることで、スカウトが届きやすくなります。
  • 求人検索: 登録後、サイト上で求人を検索し、応募することができます。キャリアアドバイザーからの提案を受けることも可能です。
  • スカウト機能: 企業から直接スカウトが届くこともあり、能動的に転職活動を行うだけでなく、受動的にチャンスを待つこともできます。

対象者

  • 管理職や専門職としてキャリアアップを目指す人
  • 高収入を望むプロフェッショナル
  • 業界を問わず、幅広い分野で活躍したい人

ビズリーチは、高い年収や管理職・専門職への転職を目指す人に特化したサービスを提供しており、ハイクラスな転職市場において独自のポジションを築いています。

ビズリーチは転職サイト!転職エージェントではないので注意

ビズリーチ自体は転職サイトです。そのため、転職エージェントのような、専属のキャリアアドバイザーを提供はしません。

その代わり、ビズリーチは厳選された転職エージェントやヘッドハンターが登録しており、一度登録すれば、これらの専門家からのサポートを受けることが可能です 。つまり、ビズリーチを通じて提供されるサービスは、一般的な転職エージェントが提供するような専属のキャリアアドバイザーによるものではなく、複数のエージェントやヘッドハンターから選択する形になります。

もちろん転職サイトである以上、企業への直接応募も可能となっています。

【実際に使ってみた】ビズリーチの評判(いい口コミと悪い口コミ)

ビズリーチの評判には、良い面と悪い面があります。多くのユーザーが、求人の量や質の高さ、転職サポートの充実さを評価しています。ビズリーチでは、2024年3月時点の全求人約11万件のうち、約90,000件が年収1,000万円以上という高給与の求人が多いことが特徴です。

ビズリーチのいい評判・口コミ

私が思うビズリーチのいい点はこちら

  • 高い年収帯の求人が多い
  • ある程度高い年収にて登録してもスカウトが企業・転職エージェント両面からくる
  • 外資系転職エージェントも一定数使っており、外資系への転職もできる
  • アプリも簡易的ではあるものの、使いやすくて良い
  • たまに有料版が使えるチケットの配布がある

一般的な口コミはこちら

  • 金融、コンサル、外資系、マーケティングなどあらゆる業界・業種での高年収の求人情報が豊富
  • 役員や管理職などの経営層の求人が多数
  • ヘッドハンターとの人脈が作れ、情報交換ができる

ビズリーチは、その独自のネットワークと厳選された高品質な求人により、高収入・管理職・専門職向けの転職市場で際立っています。他の一般的な転職サイトと比較して、ビズリーチの大きな違いは、非公開求人の豊富さと、それらにアクセスするための独自のシステムにあります。

ビズリーチの悪い評判・欠点

私が思うビズリーチの悪い点はこちら

  • お金がかかる(高年収帯の転職サービスが他にも出てきていることから、これはデメリットではある)
  • ヘッドハンターが大手転職エージェントではなく、ベンチャーのヘッドハンターが増えた

一般的な口コミはこちら

  • キャリアの浅い若手は利用しにくい
  • ヘッドハンターの質にムラがある
  • 費用がかかること
  • 登録時に審査があり、その審査に通過した人でないと利用できない
  • サービスの質のバラツキ: ヘッドハンターによっては、希望に沿わない求人を紹介されることや、サポートが手薄に感じる場合もあるようです。しかし、良いヘッドハンターに出会えれば、その後のキャリアに大きな影響を与える可能性もあります。

利用者の経験や目的によって、ビズリーチの評価は分かれるようです。ハイクラスの転職を目指す人にとっては、豊富で質の高い求人へのアクセスや、専門性の高いヘッドハンターからのサポートが大きなメリットになりますが、キャリアが浅い方や審査に通りにくい条件の方は、他の転職サービスの利用も検討する価値があるでしょう。

私自身がビズリーチを長年使い、実際にビズリーチ経由で転職もしていますが、最近は大手転職エージェントがビズリーチから撤退はしている(気がする)ものの、まだまだ求人数が多く、利用すべき転職サービスだと感じます。ただある程度の年収がないと使いにくいというのもわかる気がします。

ビズリーチはどんな人におすすめ?

ビズリーチは上記のように、高い年収の求人を多く保持している転職サービスとなりますが、特に以下のような人におすすめです。

高収入を目指すプロフェッショナル(年収600万円前後)

ビズリーチは、年収1,000万円以上の求人が豊富にあり、金融、コンサル、外資系など業界問わず、高収入の職種の求人が豊富です。キャリアアップや転職を考えている人にとって、適切な求人を見つけやすいでしょう。

年収600万円以上ある方は試しに登録。750万円以上の方は間違いなく登録しておいた方がいいでしょう。

管理職・専門職を目指す人

役員や管理職などの経営層の求人が多く、経験豊富なプロフェッショナルや特定の専門知識を持つ人材を求める求人が見つかります。自己の専門性や経験を生かしてさらに上のポジションを目指す人には最適です。

ヘッドハンターからのオファーを望む人

ビズリーチはスカウト機能を有しており、企業やヘッドハンターから直接アプローチを受けることが可能です。自分で求人を探す手間を省きたい、または自分のスキルや経験を正確に理解してくれる企業からのオファーを望む人に適しています。

一定の経験やスキルを持つ人

ビズリーチは登録時に審査があり、一定の条件を満たした人のみが利用できるようになっています。そのため、ある程度のキャリアや実績を持っている人でないと、フルにサービスを活用することが難しいかもしれません。特に実績の少ない若手よりも、経験豊富な中堅・ベテラン層におすすめです。ただ30前後のかたで、ある程度年収が高い方はまず登録してみましょう。

ビズリーチからスカウトが来ない、その理由は?

ビズリーチからスカウトが来ないのにはいくつか理由があります。先に結論からお伝えするとビズリーチは他のハイクラス転職サイトと比べてもスカウトがくる通数が少ないと考えていいです。その理由は以下にあります。

転職エージェントと比べて直接採用企業数が圧倒的に多い

利用企業人数
年次利用中企業数(会計期間中に1日以上の利用がある直接採用企業数) 13,400
利用ヘッドハンター数(転職エージェント数)7,300
ビズリーチ決算資料より

上記を見ていただくとわかると思いますが、ビズリーチは直接採用企業の利用がヘッドハンターの数(転職エージェントの数)よりも倍近く多いのです。通常のハイクラス転職サイトは直接採用企業と転職エージェントの割合が逆もしくは、転職エージェントの数の方が圧倒的に多くなります。転職サイトを利用する転職エージェントはスカウトを毎日送り、人材を複数の企業に紹介しますが、直接採用企業の場合は特定のポジションに特定のスキルを持った人にのみ送るため、スキルが高くないユーザーは受信するスカウト数も減ります。

ビズリーチはスカウトするにもお金がかかる

他の転職サイトは違い、ビズリーチはスカウトメールを送るのにもある一定数を超えるとお金がかかります。また開封率や返信率、決定率などによってビズリーチへの支払い料金も変わるため無闇にスカウトを送るということを採用企業側も転職エージェント側も行わないのです。

それ以外にも一般的には以下の要因が考えられます。

スカウトを受け取れない理由について、以下のポイントをまとめました。これらは、求職者がスカウトメールを受け取る上で影響を与える可能性のある要因です。

プロフィールの充実度

  • プロフィールの詳細度が不足している:経験やスキル、資格などの詳細が不足していると、企業や転職エージェントが求職者の適性を判断しにくくなります。
  • 職務経歴の記載が不十分:職務経歴が具体的でない、または成果や担当業務の記載が不明瞭な場合、スカウトの対象となりにくくなります。

スキル・経験と市場ニーズのミスマッチ

  • 特定のスキルや経験が求められている:市場では特定のスキルや経験を持った人材が求められている場合があり、それにマッチしない場合スカウトが来にくくなります。

求人サイトの設定

  • スカウト設定の不備:スカウトメールを受け取る設定に誤りがある場合や、プライバシー設定により情報が限定されている場合、スカウトが届かない原因になります。

プロフィールの更新頻度

  • プロフィールの情報が古い:定期的にプロフィールを更新していないと、求人側からの興味を引きにくくなります。

アクティブな求職活動の有無

  • 求職活動の積極性が不足:求職者がサイト内でアクティブに活動していない場合、企業や転職エージェントからの注目を集めにくくなります。

ビズリーチのプラチナスカウトとは

ビズリーチのプラチナスカウトは、特に選ばれた候補者に向けた、企業やヘッドハンターからの限定スカウトメッセージです。このスカウトの大きな特徴は、その送信回数に上限があることで、企業やヘッドハンターからの強い興味や意志を示していることを意味します。プラチナスカウトを受け取ると、書類選考を経ずに直接面談や面接の機会が確約されている点が大きなメリットです。また、無料プランのユーザーでもプラチナスカウトの閲覧・返信が可能であるため、アクセスしやすいのも特徴の一つです。

プラチナスカウトは、企業からのものであれば、直接面接の機会が確約されていますが、ヘッドハンターからの場合、面談のみが確約されており、最終的な企業との面接へと進む過程には追加のステップが必要になることがあります。このシステムは、ビズリーチに登録している企業やヘッドハンターが、ユーザーの経歴やスキルに基づき、高い関心を持って送信していることを示しており、受信者にとっては転職活動における貴重なチャンスとなり得ます。

プラチナスカウトはどうやったら受け取れる?

プラチナスカウトを受け取るためのコツとしては、自身の職務経歴書やプロフィール情報を充実させることが挙げられます。詳細かつ正確な情報を提供することで、自分に合ったスカウトを受け取りやすくなります。また、プラチナスカウトを受け取った際には、迅速な返信や適切な対応が求められるため、オファーを慎重に検討し、積極的に面談や面接の機会を活用することが重要です。

ビズリーチを使っていると職場にバレる?

ビズリーチなどの転職サイトを利用する際に職場にバレないようにするには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。

職場の同僚に転職活動の話をしない

これは実際に私もありましたが、飲み会の席や同僚、同期や仲のいい社員に話すことで、自分の上司に転職活動をしようとしていることがバレてしまうことがありました。結果として評価面談時に「転職しようと思っているのか」と問いただされることとなったため、転職活動の話はしない方がいいでしょう。

会社の資源を転職活動に利用しない

なんのことかわからないかもしれませんが、例えば、会社のコピー機で履歴書、職務経歴書を印刷する。会社のパソコンを使って面接に使う。面接でプレゼンをしてほしいといわれたので会社のパソコンで面接用のプレゼン資料を作る。

もちろん会社で作成した成果物を勝手に持っていってしまうというのもいけません。入社時の誓約書などに書かれている企業もありますので、会社で作成したものを転職活動に使うときは注意が必要と覚えておきましょう。

服装や勤務態度に急な変化を与えない

例えば、私服通勤だったのに、急にスーツで出勤する。もちろん逆のパターンもありますが、そういった変化は明らかに転職活動をしていると周りにバレますので注意が必要です。

面倒だとは思いますが、普段スーツではない方は、面接時にスーツはロッカーに入れておくなどの工夫をしましょう。その程度の努力であればすぐできるはずです。

デジタル足跡を慎重に管理することが重要です。

すでに記載していますが、基本的に情報システム関連部署の方で、会社から貸与しているPCは除かれています。会社で「退職届」などと検索していると直属の上司に連絡がいくこともあります。会社から転職サイトにアクセスするなんてことはしないようにしましょう。

ビズリーチでは企業のブロックリストを活用する

ビズリーチでは、現職の企業からプロフィールが見られないように企業ブロックリスト機能を活用しましょう。企業によっては人事がビズリーチを直接使っていることもあります。

ビズリーチ上での企業ブロックリストの設定方法

  1. マイページにログイン
  2. 設定
  3. 企業ブロックリスト

の順番で設定することが可能です。企業名を入れ、検索して、自分の勤務先及び関連企業はブロック企業として追加しておくのがいいでしょう。

ビズリーチの月額費用・料金は?使う価値がある?

ビズリーチの料金プランには無料プランと有料のプレミアムステージがあります。プレミアムステージの月額料金は、以下の通りです。無料プランではプラチナスカウトの閲覧・返信、求人の閲覧・検索が可能ですが、通常スカウトの閲覧・返信や非公開求人への応募は有料プランでしかできません。

▼Web版からアップグレードする場合(Web決済) 30日間コース 5,478円(税込) プレミアムステージは、期間終了後に自動更新されます。 プレミアム有効期限の1日前までに自動更新を停止すれば、その後の料金は発生しません。

▼アプリからアップグレードする場合(App Store決済) 月額 5,500円(税込)

サブスクリプション更新日の前々日(例:12月25日が更新日の場合は、12月23日中)までに自動更新を停止すれば、その後の料金は発生しません。

2022年11月9日の料金プラン改定により、Web決済の場合の利用料金は、ハイクラス会員とタレント会員の差分がなくなり、上の料金に統一されました。

ビズリーチのプレミアムステージは使う価値がある?

ビズリーチのプレミアムステージは実際に使ったことがありますが、転職をすぐにでもしたい方は間口を広げる意味でも使った方がいいでしょう。もちろん無料の転職サービスはありますが、ビズリーチ独自の求人、非公開求人もあります。長期的に転職を考えている方は無理にプレミアムステージを使わず、ビズリーチから時々送られてくる無料チケットで体験し、いいと思ったらプレミアムステージにアップグレードするのがいいでしょう。

ビズリーチで人を採用する際の料金

ビズリーチを使って人を採用したい企業の場合の利用料金がこちらになります。ビズリーチは一般的な転職サイトと違い、成果報酬のみ、プラットフォーム利用料のみという料金形態ではなく、プラットフォーム利用料金と成功報酬の両方がかかってきます。

企業タイププラットフォーム利用料成功報酬
直接採用企業¥850,000 / 6か月 (¥141,666 / 1か月)求職者の転職後理論年収(3)の15%
ヘッドハンター¥600,000 / 6か月 (¥100,000 / 1か月)採用企業から得る紹介手数料の20-30%
ビズリーチ決算資料より

具体的に年収800万円の人を採用した場合のそれぞれの成果報酬支払い金額を試算してみます。
▪️直接採用企業:8,000,000 x 15% = 1,200,000
▪️ヘッドハンター:8,000,000 x 35%(採用企業からの紹介手数料) x 30% = 840,000
となります。ヘッドハンターの方がビズリーチに支払う金額は低くなりますが、ヘッドハンターは自社の利益が削られていることも考える必要があります。また上記では紹介手数料を35%としましたが、ビズリーチへ84万円支払うとヘッドハンターの利益は280万円から196万円へ減り、それに伴い最終的な手数料率が24.5%まで減ります。

また上記はプラットフォーム利用料は入っていませんので、さらに手数料率は減ってきます。

決算資料から見るビズリーチ

ビジョナル株式会社の2024年度第2四半期(FY24/7 2Q)の決算資料から、同社の現在の業績と今後の展望について解説します。

現在の業績

  • 売上高と営業利益の進捗
    • 2024年度第2四半期(2Q)の累計売上高は314.3億円(前年同期比+19.0%)、累計営業利益は97.9億円(前年同期比+68.1%)で、予定通りの進捗を見せています。
    • 主力サービスのBizReachは、2Qの累計売上高が274.9億円(前年同期比+18.9%)で、採用市場の厳選採用の動向にもかかわらず堅調な成長を続けています。
  • ビズリーチの売り上げ構成
    • 売り上げ構成として直接採用企業の方が倍以上多い
    • 料金タイプも固定費が全体の売り上げ構成の3分の1と景気に左右されない安定的な売り上げがあることがわかる。
企業タイプ売り上げ構成
直接採用企業69%
ヘッドハンター31%
料金タイプ売り上げ構成
固定費34%
成果報酬66%

売上高と営業利益の進捗

  • HRMOS
    • HRMOSは、2Qの累計売上高が17.4億円(前年同期比+74.1%)で、特にHRMOS採用とHRMOS経費が成長を牽引しています。

今後の展望

  • 売上高と営業利益の見通し
    • 2024年度通期の連結売上高見通しは664.0億円(前年比+18.0%)、連結営業利益見通しは160.0億円(前年比+21.0%)で、変更はありません。
    • BizReachにおける成長投資を最優先としながら、売上高は590.0億円、成長20.0%を見通しています。
  • 新機能の開発
    • BizReachでは、GPTモデルを活用した求人自動作成機能とレジュメ自動作成機能をリリースし、質の高いマッチング機会の最大化を目指しています。

決算資料まとめ

ビジョナル株式会社は、主力サービスであるBizReachを中心に堅調な成長を維持しており、新たな機能開発により、サービスの質の向上と市場ニーズへの対応を強化しています。今後も成長投資とコストコントロールのバランスを保ちながら、安定した業績の向上を目指していくとしています。

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